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「つよいからだ うつくしいこころ おおきなのぞみ なかよくあそぶみらいの子ども」を教育目標とし、保護者の皆様や地域の方々、市内幼稚園の皆様にご支援をいただきながら、地域になくてはならない幼稚園に成長できるよう教職員一同、心を一つにして取り組んでおります。
少子化社会は子どもにとって良い環境ではありませんが、未来を担ぐ幼い子ども達のためにも、私ども大人はより良い環境を整える努力を続けなければなりません。また、混沌とした社会の中で目標を持てない時代ですが、だからこそ、目標を見失わないで一人一人が強い「からだ」・強い「心」が必要です。幼児期の体験は大きな意味を持っています。自ら「～したい」という意欲を育てることが最も大事です。幼児の主体性を大事にすることになりますが、放任するというわけではなく体験の中から発見し、学び、大人がそれを励まし、援助しながら育てることです。
現代の情報社会においてはさまざまなことが氾濫しており、幼児であってもその影響を強く受け、相当なことを知っておりますが、反面、直接体験・経験が不足しております。それらは、「手間暇かけて育てられる」ことが少なくなったことになるとも言われております。子どもをよく視ることを含め、「心」をかけると言う「意識」が欠けたのではないでしょうか。温かさ、触れあう、理解することの中に私どもが綿々と受け継いできた生活文化や伝統があり、そこに「心」もありました。幼稚園においては、直接的、基本的体験を通し、自らが空想力を働かせ、友だちと一緒に遊びを創り、協力して生活していけるように、お子さん一人ひとりと向き合い「心」をもって、丁寧な関わりが実現できるよう指導に当たっているところです。
保育目標として、自立へ向かう生活習慣の確立から、自らの遊び、友だちとの遊びを深めていくことによって、社会性や人間形成の基礎としての感性や知性を育んでいくことを大事にしております。まだまだ行き届かないことが多々ありますが、幼児期に必要な環境を整えていくことこそ、健康で幸福な生活を支えることに繋がりますので、教育環境の更なる充実を図るよう職員一同、魅力のあるみらい幼稚園にしていきます。そして、卒園する時には胸をはってお子さんたちをおくりだせるよう努めてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
みらい幼稚園 園長
鈴木 則子
